ロト6の本数字に、05・15のような「同じ下一桁の数字」はどのくらい含まれるのでしょうか。
第1回〜第2138回の全2,138回を調べると、同じ末尾の数字が2個以上含まれた抽選は、1,704回(79.70%)でした。約8割で見られますが、これだけで特定の末尾や数字を次回の有力候補にできるわけではありません。
この記事では「何組」と「何個」の数え方を分け、実際の分布と数字の組み合わせから計算した理論値を確認します。
同じ末尾の数字とは?「組数」と「個数」の定義
同末尾とは、下一桁が同じ数字のことです。05・15・25・35は末尾5、10・20・30・40は末尾0に当たります。
本記事では、同じ末尾の数字が2個以上あるグループを1組と数えます。3個や4個集まっても、末尾が1種類なら1組です。
- 05・15だけが同末尾:1組、該当する数字は2個。
- 05・15・25が同末尾:1組、該当する数字は3個。
- 05・15と07・27が同末尾:2組、該当する数字は4個。
これは「2数字ずつ取り出せるペア数」とは異なります。05・15・25なら、グループは1組ですが、05と15、05と25、15と25の3ペアを作れます。以下の主表の「組」は、すべてグループ数を指します。
集計対象は第1回〜第2138回の本数字6個
対象は2000年10月5日〜2026年9月17日のロト6全2,138回です。本数字6個だけを使い、ボーナス数字は含めません。第1回からの欠番、回号の重複、本数字の欠落・重複がないことを確認して集計しました。
割合の分母は2,138回で、小数第3位を四捨五入しています。端数処理により、表の割合の合計が100%と一致しない場合があります。
同末尾は1組が最多。0組・複数組はどのくらい?
| 同末尾のグループ数 | 抽選回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0組 | 434回 | 20.30% |
| 1組 | 1,214回 | 56.78% |
| 2組 | 477回 | 22.31% |
| 3組 | 13回 | 0.61% |
| 合計 | 2,138回 | 100.00% |
最も多かったのは1組の1,214回(56.78%)。2組以上の「複数組」は490回(22.92%)でした。
一方、同末尾がまったくない抽選も434回(20.30%)あります。「同末尾がある回が多い」と「同末尾がない回は起こらない」は違います。
同末尾に含まれた数字は何個だった?
次は、同末尾グループに属する数字を合計します。たとえば2個のグループが2組なら、該当数字は4個です。
| 同末尾に属する数字の合計 | 抽選回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0個 | 434回 | 20.30% |
| 2個 | 1,073回 | 50.19% |
| 3個 | 133回 | 6.22% |
| 4個 | 440回 | 20.58% |
| 5個 | 45回 | 2.10% |
| 6個 | 13回 | 0.61% |
「1個」はありません。単独の末尾は同末尾グループに含めないためです。
4個の内訳は、2個ずつのグループが2組ある回が432回、同じ末尾が4個ある回が8回でした。また、6個すべてが同末尾グループに属した13回は、すべて「2個ずつ×3組」です。6個の末尾が全部同じという意味ではありません。
実際の抽選数字で数え方を確認
以下は各構成の具体例です。頻度を判断する根拠は前の全件集計であり、例だけから傾向を判断するものではありません。
| 抽選回 | 本数字6個 | 同末尾の構成 |
|---|---|---|
| 第5回 | 09・15・21・23・27・28 | 0組・0個 |
| 第1回 | 02・08・10・13・27・30 | 10・30の1組・2個 |
| 第11回 | 12・26・32・37・40・42 | 12・32・42の1組・3個 |
| 第3回 | 01・05・15・31・36・38 | 01・31と05・15の2組・4個 |
| 第89回 | 03・13・23・30・35・43 | 03・13・23・43の1組・4個 |
| 第237回 | 01・03・11・13・27・37 | 2個ずつ3組・6個 |
最新の第2138回は09・16・21・26・38・40。16・26が同末尾なので、1組・2個です。
約8割という実績は、理論上も多い構成なのか
実績だけでなく、1〜43から異なる6個を選ぶ全6,096,454通りを、末尾ごとの個数構成で数え上げました。すべての組み合わせが等確率で選ばれると仮定した値です。
| 同末尾のグループ数 | 過去2,138回 | 理論割合 |
|---|---|---|
| 0組 | 20.30% | 21.38% |
| 1組 | 56.78% | 56.37% |
| 2組 | 22.31% | 21.54% |
| 3組 | 0.61% | 0.72% |
同末尾が1組以上ある理論割合は78.62%。過去実績79.70%との差は約1.08ポイントです。
そもそも、同末尾を含む6数字の組み合わせが多く存在します。過去に約8割で見られた事実だけで、抽選特有の偏りや予測上の優位性があるとは言えません。
なお、末尾1・2・3に属する数字はそれぞれ5個、末尾0・4〜9はそれぞれ4個です。末尾別の出現数を同じ条件として単純に順位付けすると、この母数の違いを見落とします。本記事では特定の末尾を推すランキングは設けません。
全組み合わせと1等確率の関係は、ロト6の全組み合わせ・確率の解説でも確認できます。
同末尾を入れると次回の当選確率は上がる?
公平で独立した抽選を前提にすると、特定の6数字1組が本数字とすべて一致する確率は、同末尾の有無にかかわらず6,096,454分の1です。
「同末尾を含む組み合わせ全体」が多いことと、「その中から選んだ1口」が当たりやすいことは別です。過去実績79.70%を、そのまま次回の確率として使うこともできません。78.62%は等確率モデルから求めた値であり、過去の出現回数から上乗せされた確率ではありません。
今回確認したのは出現構成の分布です。同末尾を入れる・外す方法による購入成績や回収率の改善は、この集計では検証していません。
同末尾は数字構成を記録する一つの見方
全2,138回では、同末尾1組が最多で、同末尾なしは約2割、2組以上は約23%でした。ただし、同じ1組でも2個が重なる場合と4個が重なる場合では構成が違います。
「同末尾が何組か」「そこに何個の数字が含まれるか」を分けることで、抽選結果をより正確に記録できます。LOTO LABは、過去の事実と次回の予測を分け、結果を淡々と確認していきます。
DATA ANALYSIS|関連するロト6分析
- 連番は本当に出やすい?連続数字の検証:隣り合う数字という別の構成を確認します。
- 当選数字の合計値に傾向はある?:6数字全体の合計と理論分布を比較します。
- 全ての組み合わせは何通り?1等確率の解説:グループの割合と1口の確率の違いを理解する基礎です。
